Apache,アパッチ

サーバーソフト

WebサーバーソフトApacheアパッチとは、 できるだけお金をかけないでWindowsウィンドウズの自宅サーバーを公開していくということを目標にしていますので、 ここはフリーソフトであるということを記憶して話を進めていきましょう。 Webサーバーソフトといえば、以下の2つのWebサーバーソフトウェア、「AN HTTPD」と「Apacheアパッチ」となるでしょう。

@AN HTTPD:は日本の方が(中田昭雄氏)が制作された、フリーソフトで設定なども全て日本語となっています。 AN HTTPD サーバーのホームページ

AApacheアパッチ:今回のWebサーバーソフトはApacheアパッチを使った話をしていきましよう。

なぜApacheアパッチを使うのか? ApacheアパッチはUNX生まれのソフトですが、インターネットの上の主流であり機能も豊富で、 モジュールで拡張が出来たり、強力な認証機能、仮想ホスト機能もあり、また動作が軽く動きます。 特に、Linuxのサーバーを管理した人であれば、Apacheアパッチの方が扱い慣れていると思います。

Apacheアパッチのホームページについて。 Apacheアパッチをあなたのコンピューターへインストールするために、まずはWebサーバーソフトApacheアパッチそのものをApacheアパッチのホームページよりダウンロードする必要があります。 Apacheアパッチは、オープンソースのソフトウェアのため、国内、海外を含めいろいろなサイトや場所で入手、ダウンロードができます。

できれば国内の信頼できるサイトから入手、ダウンロードしましょう。 また、その際にはホームページの新着情報などをよく読んで、セキュリティの観点から、最新版を入手されることをおすすめします。

ウィンドウズ

Webサーバーの定番である Apacheアパッチ を Windowsウィンドウズ で使用する方法について紹介しましょう。

@Apacheアパッチをダウンロードするまずは、Apacheアパッチ の Windowsウィンドウズ版(日本語版)を入手します。 URLは、http://www.Apacheアパッチ.jp/ → [ダウンロード] → [適当なサーバ] → [binaries] → [win32] → [Apacheアパッチ_1_3_14_win32.exe] (約3.34MB)でダウンロードできます。

AApacheアパッチをインストールするダウンロードした Apacheアパッチ_1_3_14_win32.exe を、ダブルクリックしてインストールします。 メッセージは英語ですが、[Next] や [Yes] のボタンを押していけばインストールできると思います。 標準では、C:\Program Files\Apacheアパッチ Group\Apacheアパッチ にインストールされます。

BApacheアパッチを起動する[スタート]-[プログラム]-[Apacheアパッチ Web Server]-[Management]-[Start Apacheアパッチ] でコマンドプロンプトが開いて、Apacheアパッチ が起動します。 終了は [Stop Apacheアパッチ] を実行してください。

CApacheアパッチにアクセスするInternet Explorer などのブラウザから、http://127.0.0.1/ にアクセスしてみましょう。 ネットワークの接続ダイアログが表示される場合は [キャンセル] して構いません。Apacheアパッチ のトップページが表示されれば成功です。

DApacheアパッチのマニュアルを見るhttp://127.0.0.1/manual/ には Apacheアパッチ のマニュアルがあります。 [Run-time configuration directives]をよく読んでおきましょうURLの、http://www.Apacheアパッチ.jp/ には日本語のマニュアルもあります。 EApacheアパッチのトップページを書き換えるApacheアパッチ のトップページは、 インストールフォルダ(通常 C:\Program Files\Apacheアパッチ Group\Apacheアパッチ)の下の htdocs フォルダの下にあります。

FApacheアパッチの設定ファイルを見るインストールフォルダ(通常 C:\Program Files\Apacheアパッチ Group\Apacheアパッチ)の下の、 conf\httpd.conf ファイルをメモ帳などのテキストエディタで開いてみましょう。 オリジナルのファイルが別にある(httpd.conf.default)ので、少々書き換えてしまっても平気です。

アパッチ族

1995年当時Webサーバソフトウェアは、CERN(ヨーロッパ素粒子物理学研究所)が開発したものと、 NCSA(アメリカ国立スーパーコンピュータ応用研究所)が開発したものの二種類がありましたが、 NCSAのものは初めてCGIを採用するなど、非常に普及していました。 にもかかわらず、その後ほとんどメンテナンスが行われなくなり、放置されていたため、有志が改良とサポートを行うためのグループを作り、 自分たちを アパッチApache Groupと名付けたのが始まりです。

しかし、彼等もその後プロジェクトに興味を失ってしまい、再度放置されかけられました。 そのため、1999年にユーザーの一人だったBrian Behlendorfが自分のサーバーを使ってユーザーのためのメーリングリストを立ち上げました。

これが現在のアパッチApacheソフトウェア財団の母体になっています。 ただし、現在のアパッチApacheのソースコードはアパッチApacheソフトウェア財団によって完全に書き換えられており、NCSAのものは残っていません。

なお、アパッチApacheの名前はNCSAのWebサーバソフトウェアに多くのパッチを当てた為、 パッチだらけのサーバー「A Patchy Server」が訛ってアパッチApache になったというのは間違いで、 これについてアパッチApacheソフトウェア財団の共同創立者、Lars Eilebrecht は次のように述べている。 「The name Apache also makes a cute pun on a patchy web server - server made from a series of patches - but this was not its origin.」 実際は文字通りネイティブ・アメリカンのアパッチ族への尊敬の念に由来します。